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銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲) : ミニ英和和英辞書
銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)[ぎんがてつどうすりーないん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぎん, しろがね]
 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint
銀河 : [ぎんが]
 【名詞】 1. Milky Way 2. galaxy 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity

銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲) : ウィキペディア日本語版
銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)[ぎんがてつどうすりーないん]

銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)は1979年7月1日ゴダイゴがリリースしたシングルである。型番はCK-537。
== 解説 ==
作詞は奈良橋陽子(英語詞)・山川啓介(日本語詞)、作曲はタケカワユキヒデ、編曲はミッキー吉野映画版銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999) 』(東映)主題歌。またTVスペシャル版においても、オープニングテーマとして使用された。B面の「テイキング・オフ!」も劇中において使用されている。
このシングルには、同じく映画『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』の挿入歌であるかおりくみこの「やさしくしないで」とインストゥルメンタル曲の「惑星メーテルのテーマ」をカップリングしたヴァージョン(型番:CH-94)や、映画『サイボーグ009 超銀河伝説』の主題歌である町田義人の「10億光年の愛」「さらばとは言わない(We'll never say good-bye)」をカップリングしたヴァージョン(型番:CC-8339)も存在する。
オリジナル・アルバムには収録されていない。
映画『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』のプロデューサーの一人だった高見義雄は、東映アニメーションが初めて手がける自主制作映画であり、TVアニメとはまったく別の新しい作品であるこの映画の主題歌をゴダイゴに依頼するべきかどうかを、実際にコンサートへ足を運び、子供から大人まで集まる彼らのライヴの熱気を肌で感じ取り、「主題歌はゴダイゴしかない」と確信したという〔テレビ東京そして音楽が始まる」 編 『そして音楽が始まる〜名曲に隠された感動のドキュメント〜』 マーブルトロン、2003年8月29日初版発行、ISBN 4-12-390053-4、58-73頁。〕。
英語作詞担当の奈良橋は、999号が飛んでいくような明るい感じにしようとタケカワと打ち合わせをしていたという。そして受験戦争という過酷な状況でノイローゼになり、下ばかり向いている子どもたちに対して、「日本だけでなく、世界に向かって生きていこう。」という意味を込めて詞を書き、サビの部分で繰り返される「journey」の英単語が旅立つイメージを表現しているという〔。
作曲担当のタケカワは、それまでロックやホップを使ったアニメソングがなかったため、「ここでその常識を変えるんだ」とやる気満々だったという。「口に出さないのに、格好良いと思った曲は絶対に良い曲」と豪語し、最初のフレーズを作った時には、既に良い曲になると確信していたという。またこのフレーズにおいて、音がどんどん高くなっていくところが、999号が宇宙へ飛び立つシーンを表現できているという。そして今でも、歌うと皆が喜んでくれるこの曲は、ただのヒット曲ではなく、皆の心の中に未だに銀河鉄道999は走り続けているのだと感じているという〔。
編曲担当のミッキーは、タケカワが一夜漬けで完成させたデモテープを聴き、最初はスローのバラードだった曲を、蒸気機関車が力強く走るようなアップテンポにしたという〔。
日本語作詞担当の山川は、ミッキーのスピード感のあるアレンジのおかげで、多少情緒的な詞でもベタベタしないだろうと思ったという。特に2番の歌詞において、「短い人生の猶予期間において、そのまま安定した人生を送るのも構わないが、もしかしたら君にしかできないことがあるかもしれない。それは大変なことかもしれないが、挑戦する価値があるのではないか。」という意味を込めて詞を書いたという。またサビの部分を英語のまま残すことについても大賛成であったという〔。
作者の松本零士は、クラシック指向であることから、当初こそゴダイゴの主題歌に違和感を感じていたものの、メーテル鉄郎が別れるラストシーンにおいて、希望に満ちたこの主題歌が流れることによって、鉄郎は大丈夫だということを感じ、彼の未来を案ずることがなくなったという。そのようなことができる音楽家を「自分たちとは別世界にいるマジシャン」と評した。また当初、ゴダイゴの主題歌をオーケストラと合わせられないかと考えていたという〔。なお、松本の意向とは関係ないが、2008年3月8日に行なわれた『Godiego 2008 TOKYO 新創世紀 第二章 R+EVOLUTION』および2009年3月24日に行なわれた『Godiego 2009 TOKYO 新創世紀 第三章 ゴダイゴ号の冒険』では、オーケストラ演奏とのコラボレーションによる「銀河鉄道999」が演奏された。
映画およびTVスペシャルでは、「銀河鉄道999」「テイキング・オフ!」ともに、2番からラストサビの間にある間奏はカットされている。また映画で使用された音楽には番号が振られており、「テイキング・オフ!」は「M15」、「銀河鉄道999」は「M61」とされていた。
『劇場版「銀河鉄道999」〜ETERNAL EDITION FILE No.1&2〜』には、「テイキング・オフ!」が「旅立ち」(M14、M15、M16)、「銀河鉄道999」が「新たなる出発」(M60、M61)という曲名で収録されている。同シリーズの『FILE No.7&8〜』には、「銀河鉄道999」の日本語版と英語版(詳細は後述)とカラオケ版(演奏ゴダイゴ)、「テイキング・オフ!」の日本語版とカラオケ版(演奏ゴダイゴ)が収録されている。
韓国で発売されたDVD『劇場版 銀河鉄道999(은하철도 999)』では、英語版音声にすることで「銀河鉄道999」と「テイキング・オフ!」の英語版を聴くことが出来たが、公式とは別テイクであった。
アメリカで発売された同映画のビデオには、「銀河鉄道999」に英語訳詞(英語版の歌詞ではない)字幕の付いたヴァージョンとアメリカ人ボーカルが「テイキング・オフ!」を歌っているヴァージョン(こちらも英語版の歌詞ではなく、また「銀河鉄道999」はカットされている)の2種類がある。
原作漫画『銀河鉄道999』の第69話「アンドロメダの雪女」のなかに、「銀河鉄道999」と「テイキング・オフ!」の日本語歌詞が掲載されている〔少年画報社、ヒットコミックス『銀河鉄道999 13巻〜アンドロメダの雪女〜』44頁、46頁。〕。
A面曲の副題は「A JOURNEY TO THE STARS」である〔『銀河鉄道999アニメ画集PART-5』81頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「銀河鉄道999 (ゴダイゴの曲)」の詳細全文を読む




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